カステラの生地にしみこんだりんごのシロップがおいしい和風のりんごパイ。
上品な甘さのなかにほんのり香るシナモンの香りも印象的な「和風のパイ」です。
じっくりと煮込んだりんごの下にはカステラの生地が敷かれ、ずっしりと重いのも特徴です。
もとは地元石老山山麓のりんごを使って創られたりんごパイ。
リンゴ園が閉鎖されたあとも相模湖の名物として定着しました。
りんごパイが生まれたのは、オギノパンのいろんなことを試してみる「挑戦の精神」の賜物です。
オギノパンでは古くからパンだけでなくいろいろなケーキにも挑戦してきました。
ケーキで作るカステラにフルーツを載せ、パイ生地で包んでミックスフルーツパイを作りました。
するとカステラの生地にフルーツのシロップがしみこんでしっとりとしてジューシーなパイが出来上がります。
そんなときにたまたま地元のリンゴ園から農園で生産しているりんごを利用してもらえないかという話があり、奥相模りんごパイが出来上がりました。
ですから本場のパイは乾いてぱさぱさした感じが強いのですが、じっくりと煮込んだりんごのシロップがカステラにしみこんだ奥相模りんごパイはしっとりとしてとってもジューシーです。
またずっしりと重い、食べ応えのあるりんごパイです。